日曜日, 10月 06, 2013

LibreOffice 日本語フォント設定


昨日、LibreOffice のバージョンを 4.0.5 から 4.1.2.3 にアップデートした。

実は3ヶ月ほど前にも 4.1.0 にアップデートしたのだが、既成ファイルのフォントが変になってしまい、勝手に「末番 0 は不安定!」と判断して 4.0.5 に戻していた。


昨日 LibreOfficeのサイトを見たら 4.1.2 になっていたので「もう大丈夫だろう」と思ってインストール。

ところが前回と同じ。
このバージョンになっても この症状が出るということは「バグ」ではなく「設定」の問題だと考え、解決方法を色々調べてみた。

どうも 4.0 までは 「ヒラギノ明朝 ProN W3」とかでフォント指定されていたものが、斜体表示され「現在のフォントは存在しないので置き換えられます。」とのメッセージ。
 

この部分を「Hiragino Mincho ProN」とかに変更すればOK

細かいところでは「Hiragino Mincho ProN W3」と指定された既成
ファイルも変だった。
これもやはり「Hiragino Mincho ProN」に変更する必要があった。

毎回この操作をするのも面倒なので、「設定」で変更。

以前のファイルをテンプレート代わりにして手を加える場合とかは便利だが、あくまでも一時的なもののようなので、保存前にはちゃんとフォント指定し直しておいたほうが良さそう。

新規作成時のデフォルトもこのように設定しておいたほうが良いはず。(以前の設定をそのままにしていると「ヒラギノ明朝 ProN W3」とかになり、上記「置換」設定していないとややこしいことになってしまう。)

しかし、ファイルとしてのフォントは、「フォントブック」で調べても「ヒラギノ明朝 ProN W3 」とかの表記なのに、LO4.1では「Hiragino Mincho ProN W3」とかで指定しないと認識しないみたいだ。
これもある意味では「バグ」かも。

なお、4.1以降、文書ファイルにフォントの埋め込みが可能になったが、ファイルがどうしても大きくなるので常用は避けたほうが良いかも。

それと、少しは期待していた「AppleWorks v6.2.9」の書類は文字化けしてしまった。
これもまた何か対策があるかもしれないのでまた後日。(AppleWorks動かすためのRosettaが必要で、Snow Leopard 維持している。


ついでに LibreOffice の基になったOpenOffice に最新版 4.0.1 で試したら、フォント関連の設定は以前のままでOKだった。
巷ではLibreの方が評価は高いようだが、日常で使う範囲であれば大差なし。(ほんの少しOpenの方が起動とかがモサッとした印象は受けるが)

同じく OpenOfficeからMacOSXネイティブで開発された NeoOffice もあるが、最新版からは$10の有料版になってしまったようだ。
前バージョン v3.2.1 までは無料だったが、「9月1日以降は最新版しかダウンロード出来ない」とサイトでアナウンスされていたが・・・今やってみたら v3.2.1 ダウンロードできた。念の為に持っておこう。(日本語化パックも必須)

ちなみにこの3つのOffice Suiteは基本となるソースが同じなので、設定・操作に共通点が多いです。